Claude Code — 業務 iOS アプリ開発環境の実例
ある業務 iOS アプリ開発リポジトリで実際に運用しているスキル構成の一覧。プロジェクト・グローバル・プラグイン由来の全スキルを、スラッシュ形式/自然言語での依頼例/内部の AI エージェントチーム構成とあわせて整理したリファレンス(2026年7月時点)。社名・アプリ名などの固有情報は一般化している。
リポジトリ専用の自作スキル。レビュー依頼は運用ルール上 /review-smart に一本化しており、review-and-fix / review-team-and-fix の直接使用は名指し時のみ。
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| review-smart | /review-smart [commit-range | branch] [--base <branch>] [--normal | --team | --dry-run] |
「レビューして」「feature/xxx をレビューして」— レビュー依頼はこの言い方だけで起動 | ルーター自身は差分リスク判定のみ。判定結果に応じて review-and-fix(通常)か review-team-and-fix(チーム版)へ委譲 |
| review-and-fix | /review-and-fix <commit-range | branch> [--base <branch>] |
「review-and-fix で feature/xxx を見て」※ スキル名を明示したときのみ直接起動 | 単独+検証単独レビュアー(オーケストレーター本体)がレビュー・修正・成果物作成まで実施+終了時に振り返り(Retrospective)サブエージェント1名 |
| review-team-and-fix | /review-team-and-fix <commit-range | branch> [--base <branch>] |
「レビューワーチームで feature/xxx をレビューして」※ 名指し時のみ | チーム(9役)Reviewer A〜F を並列起動(A: 要件・受け入れ条件/B: クラッシュ・メモリ・非同期/C: iOS互換性・UI・a11y/D: 外部依存・Context7/E: 既存影響・設計・テスタビリティ/F: エラー処理・ビルド・運用)→ Aggregator が統合 → Self-Critique が独立検証 → 本体が修正・成果物作成+振り返り |
| review-shared | (直接起動しない) | 起動しない。直接依頼すると該当レビュースキルを案内 | エージェントなしレビュー3スキルが参照する共通手順集 |
| crashlytics-daily | /crashlytics-daily |
「今日のクラッシュ監視をやって」「過去24時間のクラッシュ状況を確認して」 | 単独Firebase MCP でデータ取得〜分類〜レポート保存まで1名で完結 |
| crashlytics-report | /crashlytics-report <期間> |
「6月分のクラッシュレポートを作って」「5/1〜5/31 の Top10 とクラッシュフリー率をまとめて」 | 単独 |
| crashlytics-analyze | /crashlytics-analyze <issue-id> |
「この Crashlytics issue を詳しく分析して」「issue xxx の根本原因を調べて」 | 単独直接原因・根本原因・再現条件・影響範囲を1名で分析 |
| crashlytics-fix | /crashlytics-fix <issue-id> |
「issue xxx の分析結果をもとに修正して」「このクラッシュを直してテストも書いて」 | 単独最小スコープ修正+ユニットテスト適用 |
| plan-review | /plan-review [企画書パス(md/PDF/pptx/画像・複数可) | Redmineチケット番号] |
「この企画書に意見書を出して」「チケット #xxxx の企画をレビューして」(テキスト貼り付けも可) | チーム(8役)Expert A〜F を並列起動(A: 要件定義/B: 仕様整合性/C: 実装可能性・アーキテクチャ/D: 規模見積もり・フェーズ分割/E: UX・既存導線/F: リスク・審査)→ 本体が統合 → 独立検証役サブエージェント+振り返り |
| dev-loop | /dev-loop <Redmineチケット番号> [修正ループ上限回数] |
自然言語では起動しない(disable-model-invocation)。明示的に /dev-loop と打ったときのみ | チーム(ループ型)オーケストレーターが QAエンジニア役・開発者役(同一コンテキストのロールプレイ)を進行し、レビューワーのみ独立サブエージェントとして起動。レビューNG→開発者へ差し戻す修正ループ(既定2回)を制御 |
| release-history | /release-history <新タグ> [<前タグ>] |
「v1.2.3 の変更履歴を README に追記して」「リリースタグをもとに変更履歴を更新して」 | 単独 |
全プロジェクト共通で使える自作の個人スキル。
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| competitor-weekly | /competitor-weekly [比較対象レポートのパス](省略時 latest.md) |
「競合レポートを作って」「週次の競合ウォッチを実行して」 | 単独+検証本体が情報収集〜差分レポート生成。検証(A)決定論スクリプト+検証(B)別モデル点検の二重ゲートを通過後にスライド(pptx)生成へ進む |
| qiita-series-editor | /qiita-series-editor(依頼内容は文章で指定) |
「シリーズに編入して」「親記事を更新して」「シリーズを監査して」「次に書くべき記事は?」 | 単独+検証編集長(本体)が編入・監査・相談の3モードを判定。編入モードでは書き込み前に校閲サブエージェント(general-purpose)を必須で起動 |
| crash-rca | /crash-rca <Redmineチケット番号 | Crashlytics issue URL> |
自然言語では起動しない(disable-model-invocation)。明示的に /crash-rca と打ったときのみ | チーム(6〜7役・逐次)Redmineチケット または Crashlytics issue URL 起点のクラッシュ根本原因調査(iOS・完全読み取り専用)。オーケストレーター本体が専用サブエージェントを逐次起動: ticket-analyst(チケット事実確認・Redmine起点のみ)→ crashlytics-analyst(issue・stack trace分析)→ code-mapper(stack traceとコード照合)→ hypothesis-builder(原因仮説)→ falsifier(独立反証)→ reporter(レポート統合)。Crashlytics URL 起点ではチケット確認を省き、URL から抽出した issue ID(sessionEventKey も活用)の深掘りから開始する。仮説を作る者と反証する者を別エージェントに分離 |
デスクトップアプリ経由で同期される個人スキル群。全プロジェクトで利用可。
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| slack-tone-sano | /anthropic-skills:slack-tone-sano |
「この内容を自分らしい言い回しで Slack 下書きにして」「完了報告の Slack 文を作って」 | 単独本人の文体プロファイル(my-slack-style.md)に従い変換する自作スキル |
| crashlytics-morning-report | /anthropic-skills:crashlytics-morning-report |
「iOS 定例向けにクラッシュレポートをまとめて」「daily.md を PowerPoint にして」 | 単独監視結果 Markdown 群から週次定例用 pptx を生成 |
| humanizer | /anthropic-skills:humanizer |
「この文章の AI っぽさを消して」「自然な文章に直して」 | 単独 |
| consolidate-memory | /anthropic-skills:consolidate-memory |
「メモリを整理して」— 重複統合・古い情報の修正・インデックス削減 | 単独 |
| schedule | /anthropic-skills:schedule |
「毎朝9時に実行して」「1時間後にリマインドして」 | 単独定期タスクの登録・更新(実行は登録先のスケジューラ) |
| setup-cowork | /anthropic-skills:setup-cowork |
「Cowork のセットアップをして」 | 単独 |
| docx / pdf / pptx / xlsx / skill-creator | /anthropic-skills:docx ほか |
下記「6. ドキュメント作成系」と同機能(Word・PDF・スライド・Excel、スキル作成) | 単独同梱スクリプトの実行が中心 |
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| mem-search | /claude-mem:mem-search |
「前にこれ解決しなかった?」「前回どうやったか探して」 | 単独過去セッションの観測データベースを検索 |
| make-plan | /claude-mem:make-plan |
「この機能の実装計画を立てて」 | 単独ドキュメント調査付きでフェーズ分割計画を作成 |
| do | /claude-mem:do |
「その計画を実行して」「make-plan の計画を進めて」 | チームフェーズごとにサブエージェントを起動して計画を実行するオーケストレーター |
| learn-codebase | /claude-mem:learn-codebase |
「このコードベースを学習して」「プロジェクトを把握して」 | 単独全ソースファイルを読み込んでプライミング |
| smart-explore | /claude-mem:smart-explore |
「構造だけ効率よく調べて」— tree-sitter AST ベースの省トークン探索 | 単独 |
| babysit | /claude-mem:babysit |
「この PR がマージ可能になるまで見張って」 | 単独(常駐ループ)レビューコメント・CI を解決まで監視し続ける |
| standup | /claude-mem:standup |
「worktree 間の変更を比較して統合計画を出して」 | 単独read-only で worktree / ブランチ / PR を横断比較 |
| timeline-report | /claude-mem:timeline-report |
「このプロジェクトの開発史レポートを作って」 | 単独 |
| weekly-digests | /claude-mem:weekly-digests |
「週ごとのダイジェストにして」「week-by-week で物語にして」 | チーム(直列)ISO 週ごとに1サブエージェントを連続起動。前週の引き継ぎブロックを受け渡して章を執筆 |
| what-the | /claude-mem:what-the |
「これ、平易な言葉で何がどうなってるのか説明して」 | 単独 |
| wowerpoint | /claude-mem:wowerpoint |
「このレポートをスライド PDF にして」 | 単独 |
| design-is | /claude-mem:design-is |
「このデザインを監査して」「この UI、良いデザインか批評して」 | 単独Rams の10原則で監査 → /make-plan への引き継ぎプロンプトを出力 |
| pathfinder | /claude-mem:pathfinder |
「リファクタ前にアーキテクチャを監査して」「重複システムを統合する案を出して」 | 単独 |
| oh-my-issues | /claude-mem:oh-my-issues |
「GitHub issue の山を根本原因でまとめて」「issue をトリアージして」 | 単独 |
| knowledge-agent | /claude-mem:knowledge-agent |
「過去の作業からこのテーマのナレッジベースを作って」 | 単独観測履歴から AI ナレッジベースを構築・照会 |
| how-it-works / version-bump | /claude-mem:how-it-works ほか |
「claude-mem って何してるの?」/「プラグインのバージョンを上げてリリースして」 | 単独 |
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| context-mode | (自動適用) | 「ログを分析して」「大きい出力を処理して」等で自動的にサンドボックス実行へ誘導 | エージェントなしMCP ツール群+フックによる挙動制御 |
| ctx-stats / ctx-doctor / ctx-upgrade / ctx-purge / ctx-insight | /context-mode:ctx-stats ほか(「ctx stats」等の呼びかけでも可) |
「今セッションでどれだけ節約できた?」「context-mode を診断して」「最新版に更新して」「ナレッジベースを全消去して(破壊的)」「分析ダッシュボードを開いて」 | 単独 |
該当ファイル形式・依頼内容が絡めば自動起動する。いずれも同梱スクリプト実行が中心の単独構成。
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| docx / xlsx / pptx / pdf | (ファイル形式で自動起動) | 「Word でレポート作って」「この Excel に列を足して」「スライドにまとめて」「PDF を結合して」 | 単独 |
| canvas-design / algorithmic-art / brand-guidelines / theme-factory | (依頼内容で自動起動) | 「ポスターをデザインして」「ジェネラティブアートを作って」「Anthropic ブランドで」「このスライドにテーマを当てて」 | 単独 |
| frontend-design / web-artifacts-builder / webapp-testing | (依頼内容で自動起動) | 「テンプレっぽくない UI にして」「React+shadcn でアーティファクトを作って」「ローカルの Web アプリを Playwright でテストして」 | 単独 |
| doc-coauthoring / internal-comms / mcp-builder / skill-creator / claude-api / slack-gif-creator | (依頼内容で自動起動) | 「仕様書を一緒に書いて」「社内報告を書いて」「MCP サーバーを作って」「スキルを作って」「Claude API の料金は?」「Slack 用 GIF を作って」 | 単独claude-api は参照ドキュメント(エージェントなし) |
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| summarize-channel / channel-digest / find-discussions | /slack:summarize-channel ほか |
「#dev-team の最近の動きをまとめて」「複数チャンネルのダイジェストを作って」「〇〇の議論を探して」 | 単独 |
| standup / draft-announcement | /slack:standup ほか |
「自分の Slack アクティビティから朝会用の報告を作って」「アナウンス文を下書きして」 | 単独draft-announcement は下書き保存まで(投稿は人間) |
| block-kit / slack-api / slack-cli / create-slack-app / slack-messaging / slack-search | /slack:block-kit ほか |
Slack アプリ開発者向け:「この Block Kit JSON を直して」「chat.postMessage のスコープは?」「Slack CLI でアプリを作って」等 | 単独 |
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| app-store-review | /app-store-review:app-store-review |
「App Store 審査に通るかチェックして」「リジェクトリスクを洗い出して」 | 単独App Store Review ガイドラインとコードを照合 |
| feature-dev | /feature-dev:feature-dev |
「この機能をガイド付きで開発して」 | チーム(3職種)code-explorer(既存コード調査)→ code-architect(設計ブループリント)→ 実装 → code-reviewer(信頼度フィルタ付きレビュー)を段階的に起動 |
| engineering:architecture / code-review / debug / deploy-checklist / documentation / incident-response / standup / system-design / tech-debt / testing-strategy | /engineering:debug ほか |
「アーキテクチャ相談に乗って」「デバッグを手伝って」「デプロイ前チェックリストを」「インシデント対応して」等 | 単独汎用エンジニアリング支援の型を提供 |
| スキル | スラッシュ形式 | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| deep-research | /deep-research <調査テーマ> |
「〇〇について徹底的に調査してレポートにして」 | チーム(可変)Web 検索エージェントをファンアウト → ソース読込 → 主張の敵対的検証 → 引用付きレポートに統合(Workflow ベース) |
| code-review | /code-review [low〜max] [--comment | --fix] |
「この差分をレビューして」※ この環境では /review-smart が正。名指し時のみ | チーム(可変)エフォートに応じて観点別レビュアーを並列起動し、検証パスで確度を確認 |
| security-review / review / simplify | /security-review ほか |
「セキュリティ観点で見て」「変更をシンプルにして」 | 単独 |
| verify / run | /verify / /run |
「この変更が実際に動くか確認して」「アプリを起動してスクショ撮って」 | 単独変更したフローを end-to-end で駆動して観察 |
| loop / schedule | /loop [間隔] <プロンプト> / /schedule |
「5分ごとに /foo を実行して」「毎朝これを実行するクラウドエージェントを作って」 | 単独(スケジューラ)繰り返し/定期実行の登録・自己ペース制御 |
| update-config / keybindings-help / fewer-permission-prompts | /update-config ほか |
「npm コマンドを許可して」「キーバインドを変えたい」「許可プロンプトを減らして」 | 単独 |
| dataviz / artifact-design / claude-api | (自動参照) | チャート作成・アーティファクト作成・Claude API 関連の作業時に自動で読み込まれるガイド | エージェントなし参照ドキュメント |
| init | /init |
「このプロジェクトの CLAUDE.md を初期化して」 | 単独 |
7プラグイン・計60超のスキル。法務業務向けのため代表例のみ。多くは MCP サーバー(契約管理・ストレージ・電子署名サービス等)の認証完了後でないと実質機能しない。
| プラグイン | スラッシュ形式(代表) | 自然言語での依頼例 | AIエージェントチーム構成 |
|---|---|---|---|
| legal | /legal:review-contract ほか(brief / compliance-check / legal-response / triage-nda 等 9種) |
「この契約書をレビューして」「NDA をトリアージして」 | 単独 |
| commercial-legal | /commercial-legal:nda-review ほか(saas-msa-review / renewal-tracker 等 11種) |
「MSA の逸脱箇所を確認して」「更新期限をまとめて」 | 単独別枠で定期実行エージェント(deal-debrief / playbook-monitor / renewal-watcher)あり |
| product-legal / regulatory-legal / ai-governance-legal / privacy-legal / ip-legal | /privacy-legal:dpa-review ほか(各 7〜12種) |
「機能リリースの法務リスクを評価して」「DPA をレビューして」「特許クリアランスを」等 | 単独launch-watcher / reg-change-monitor / ip-renewal-watcher 等の定期実行エージェントを併設 |
/review-smart が入口の正となる。